突然として現れた悲しき現実。

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突然として現れた悲しき現実。

私、白沢杏(しらざわあん)は小学六年生。 来週が卒業式という事で、私達家族、お父さんとお母さん、そして妹の白沢鈴音(しらざわすずね)は今までを振り返る為に、ドライブすることになった。 楽しかった。ずっとこのままいたかった。 ───でも、神様はそうはしてくれなかった。 トンネルを抜けてすぐ、お父さんは運転していたら、急にトラックが目の前にやってきた。 どうやらトンネルの傍には車1台が通れる道があるらしく、そちらの方が近道らしい。 でも私達はこのままいたかったから遠回りしていた。 ───そして、やってきたトラックは右左を確認せず突っ込んできてしまった。 ───私達はトラックに吹き飛ばされた。 私達の車はガードレールに当たり、体はシートベルトをしていたのにも関わらず吹っ飛ばされた。 そして、トラックの運転手は救急車を呼び、私達は病院に連れられて行った。
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