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付記1:『破霊の剣』断片 ――序章――
……メモリデータを整理しておりましたら、『破霊の剣』序章が出てきました。
すっかり忘れていた御陵……。
データは第一章 第三節の途中まで残っておりました。
ノートに第一章のみ手書きでリライトしたものが、どこかに残っているはずなのですが……。
もともと『破霊の剣』は読み切り連作に近い形で進んでおり、各章の最後にはゲームで言うところの中ボスがおりまして。
……確か御陵の記憶では、第一章のラスボスがおなじみ(?)屍師。
第二章のラスボスは黒龍(メヴィウスの叔父)。
第三章のラスボスは狼男の暗殺者(確か殺されなかった)。
第四章のラスボスがメデューサ、だったような……。
第五章から舞台が北大陸に移り、そこで銀龍女公やローサイト卿が登場しておりました。
……正直、現時点ではその全項を復元しきる自信のない御陵ですので、序章のみ、次項から記録しておきます。
もし、復元する気になったら、現在のプロットから小説へと移します。
まあ、雰囲気だけでも感じて頂けたら……。
そうそう、この話、主人公はアルボリ・アールヴの少年で、名前をロウ=クリス=ライラルといいました。
(序章では名前が出てこない)
階梯は戦士・魔術師ともに第六階。
初めから結構な強さで登場しました。
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