第3話

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―俺と魔王― 「サタン様 サラ様?」 「どちらにいらっしゃいますか?」 「「………!!」」 部下達が俺とサタンを探しに来た!? 「……そろそろ戻らなきゃね」 ……ボンッ!!!! 「……ふぅ」 「(さっきのイケメン魔王に戻った……)」 「さぁ行こうか?」 「うっ…うん…あの――」 「何かな?」 「部下達は、サタンの本当の姿……?」 「……知らないよ。知っているのは両親と側近、それと…キミだけね☆」 「…そっか」 本当の自分の姿を知っている人が少ないなんて……。 「……サタン、あのね」 「何だい?」 「また……貴方と一緒にここへ来たい。また連れて来てね!!」 サタンはニッコリと笑った。 「勿論だよ☆」
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