第4話 ランジェリーマジック

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「さっきから謝ってばっかりだな」 何度謝っても、やはり脳内ではまだ否定していた。 この人、本当に沢木くんだろうか? 「謝らなくていいからさ、この後、飯付き合ってよ」 沢木くんは、にこっと爽やかに微笑んだ。 「あ、えっと。無理。忙しいから。 悪いけど」 本当に同級生の沢木くんだかわからない人に、やたらと付き合っていられない。 何しろ私は色々と忙しいのだから。 「忙しいって?飯くったの?」 下着選びに夢中でそう言えば 夜ご飯もまだだった。 お腹をさすりため息をついた。 「まだなら 行こうよ。 それとも まだブラを選びたい訳?」 「えっ?」 やはり恥ずかしい場面を見られていたか。 「うっ」 でも、今は新鮮なブラという重要アイテムが必要だ。 体がだめなら、せめてランジェリーだけでも良いものにしたい。 「なんだ図星か。よし、俺が選んでやるよ」
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