第7話 自分で上げすぎたハードル

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体が熱くなって眞鍋さんにしがみついていた。 気がついた時にはソファーに寝かされていて顔の真上に眞鍋さんの顔があった。 じっと眞鍋さんが 私を見つめている。 どうしよう。 あっ、なんか急に緊張してきた。 「雪乃、愛してる」 そう囁いて私の耳元にキスを落とした。 そのまま眞鍋さんの大きくて、ごつごつした手が私の胸元に動いてきた。 あれだけ眞鍋さんのキスに 乱されていたのに……。 私ときたら 小さな胸に眞鍋さんの指が ほんの少し触れただけでピクッとなった。 同時に失いかけていた私の理性が 一気に戻ってきてしまったのだ。 「うあ!」 突然、色気のない大声を出していた。
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