第10話 時には野獣
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呆然と立ち尽くしているとドアがノックされた。 コンコン… 「はい!あの誰?」 「俺、沢木」 「沢木くん?えっ!なんで!ちょっと待って嘘でしょ」 うろたえながら何も着る物がないので掛け布団を体に巻きつけた。 それでも肩が見えてしまう。 おたおたしていると 「入るよ」 「ちょい!」 待って!という前に沢木君が入ってきた。
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