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ベットの上に
なんとか布団を巻きつけて座り込む。
「そんなに警戒しなくていいじゃん」
沢木君はベットに上がってきて布団をおさえるのに必死な私の顎を触って上を向かせた。
「昨日は、あんなに……もえたのに。もしかして、俺との事、忘れちゃった?」
そういうと凄く切なげな顔で沢木君は顎から手を離した。
「ショックだよ。忘れたとか言われたら
俺、小林さんのことマジに好きだから。
ああ言う事になってもいいかって腹決めたのに。もしかして全く覚えてないの?
俺の肩見てよ」
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