第4話 ランジェリーマジック

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眞鍋さんは名残惜しそうにもう一度私を抱きしめた。 「お土産買ってくる。 それと、帰ってきたら雪乃の手料理たべたいな。まだ、作ってもらったことないし」 私は眞鍋さんの肩に顎をのせて、眞鍋さんの背中に回した手に力を入れた。 「いいですよ。腕を磨いて待っときます」 眞鍋さんのシトラスの香り。 大好き。 「楽しみだな。もちろん、雪乃の家に行っていいってことだろ?」 驚いて眞鍋さんの体から少し離れて、眞鍋さんを見つめた。 「え?そういうことですか?」 「ああ、別に場所は俺の家でもいいけど……早く帰ってきて雪乃と一緒にいたい」 「私もです」 あー、こんなのって凄く幸せ。 私って眞鍋さんから色々と求められてるんだ。 眞鍋さんをハニカミながら そっと見上げる。 少し照れたように眞鍋さんも微笑んでくれた。
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