第7話 自分で上げすぎたハードル
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第7話 自分で上げすぎたハードル
「眞鍋さん?」 暗がりでよく見えない。 目を凝らしていたら声が聞こえた。 「雪乃」 正真正銘、眞鍋さんの声だ。 嬉しくて 走りよって思い切り抱きついた。 大好きなシトラスの香りだ。 待っていた人。 会いたくて堪らなかった人。 大好きな眞鍋さんの大きな胸に顔をうずめるた。
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