夏の始まり

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シャワーを浴びながら、考える。 そうか、、、。 私、この後、先生と、、、。 そう思うと、鼓動が全身を駆け巡る。 いいのかな、こんな私で、、、。 さっき聞いた先生の言葉を思い出す。 先生の本音、、、。 嫌われていたんじゃなかった。 私の事を好きだから、大切にしたかったっていう先生の気持ち。 信じられるものは沢山ある。 ドキドキ高鳴る鼓動。 もう、覚悟を決めよう。 先生がいるなら、、、怖いものなんて、何もない。 シャワーを浴びて、バスタオルを身体に巻く。 そうっと、お風呂場のドアを少し開けて、居間を覗く。 さっきまで明るかった居間は、薄明かりになっていて、急に緊張が高まる。 あれ?先生どこ? 「コウ?」 先生の姿が見えなくて、お風呂場のドアをゆっくり開けると、突然ドアノブを掴む私の腕「掴まれ、先生の胸に引き寄せられた。 「遅い」 そう言って、先生はバスタオルで身にまとった私を強く抱きしめ、キスをする。 頭が朦朧としてくる。 「好きだよ、響。おいで。」 そう言われて、ベッドへと、連れて行かれる。 いつも先生が使っているベッド。 何度も口づけを交わし、ベッドに横たわる。 もう誰も止められない。 ずっとこうしたかったんだ。 触れて、先生を感じたかったんだ。 一緒になりたかったんだ。 先生が愛おしい。 先生が大好きだから。
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