プロローグ

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プロローグ

わたしと初恋の彼、大雅は付き合ってはいなかった。 でも、いつも気がついたら一緒にいて部活がない日に一緒に帰ったりしていて、友達以上恋人未満の関係だった。 だから、同級生達はわたし達が付き合ってると思ってた。 それを、わたしも大雅も否定はせず肯定もせずにいた。 「咲岡、俺は循環器外科医を目指すからお前は循環器内科医を目指せ!!」 最難関の筑羽大学附属中高一貫校に通ってたわたしと大雅。 大雅の御両親は大学病院で医師をしていて、大雅も医師を目指してた。 わたしの父は創薬の研究職をしていて、母は薬剤師をして、わたしも医療系の仕事に就きたいと思った。 中2の夏休み直前に、大雅は両親の仕事の都合で転校する事になった。 大雅がお別れの日に言った。 『お互い夢を叶えてまた逢おう。絶対にまた逢えるから』 わたしは大雅と再会したくて、勉強を頑張り循環器内科医になった。 笹原記念病院 循環器内科医 咲岡 美結 (さきおか みゆ)28歳
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