ヘッドハンティングされてやってきたPM

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ヘッドハンティングされてやってきたPM

京都大学工学部情報学科の修士課程を卒業したわたし。 卒業する間際の10月の終わりに地元企業の就職活動を始め、教授の言葉添えのおかげで京都で業績が急上昇中の【AIロジックテクノロジー】にAIエンジニアとして採用された。 大学院で専門的な事を学んでいたおかげもある。 内定を断ったソミーもAIエンジニアとして採用されてた。 文書から関連キーワードを自動生成するAIサジェスト生成エンジンを開発するのがわたしの仕事で、職場に着くとひたすらパソコンのキーボードを叩き毎日始発に出勤し終電で退社する生活を送ってた。 「椎名、これもお願いしていい?」 主任職のチームリーダー、宮坂玲司(みやさか れいじ)リーダーに声をかけられた。 「はい」 今手がけてるプログラミングは後2時間ほどで終わるから、宮坂リーダーから新たな仕様書を受け取った。 今月いっぱいで3年目が終わる。 4月からは入力業務のPG(プログラマー)ではなく、クライアント先にヒアリングに伺いシステム構築から仕様書の作成業務をするSE(システムエンジニア)に就く事が決まってるわたし。 ITエンジニアの同期の中でSEになれたのは20人配属されたうち、わたしを含めて4人だった。 そして、わたし以外の3人は来月から名古屋と広島、福岡の支社に異動する事になってる。
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