エピソード 3

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エピソード 3

外は灼熱の太陽だ! 俺は、来る日も来る日も、拷問にかけられている。 しかし俺は、拷問ごときでは、何も白状しない。 拷問なんぞには、負けない。 絶対に負けない! きょうも、寒い牢獄から引きずり出されて、 拷問台に乗せられた。 いつものことだ。 拷問台に固定されると、 鋭いノコギリの刃で、ギリギリと身を削られた。 いつものことだ。 痛い!、やめろー!、やめてくれー! 苦しーっ!! いつものことだ。 俺の体は、細切れになってしまって。 細切れになった俺に、 容赦なく、得体のしれない液体をあびせかけられた。 ん? きょうはミドリ色の液体か!? 何だこの液体は? 「はい、お客さん、 メロンのかき氷できましたよ」 「溶けないうちにどうぞ」 駄菓子屋のおばあちゃんは、今年80歳だ。 終わり
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