大学生

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『いろいろ心配かけたけど また、ゼロから始めることにしたから』 三が日が過ぎ、真琴と航平が帰ってきた 航平は、私と健太に頭を下げた 『もう、次はないからね』 航平に釘を刺しておかないと 『真琴はいいの?』 男女別れて話している時、真琴に聞いた 『航平くん、変わったよ それにね…あんなことがあっても、嫌いになれなくてね…』 真琴は本当に、バカだよ でも、そういう一途なところ 私も好きなんだよな 『航平、あんた次はないなからね?』 真琴がトイレに行った時、航平を脅しておいた 『わかっているよ もう、泣かさない』 『泣かせたら、今度はビンタじゃ済まないよ』 健太はからかったけど 本当なら、グーパンチくらいしてやりたい気分 『昨日は長谷川にも、釘を刺されたし』 長谷川とは、どうなった? 『長谷川くんには、感謝しているよ』 航平がトイレに行った隙に、真琴に聞いてみた 『クリスマス、一緒に過ごしたんでしょ? エッチしちゃった?』 『それはしてないよ』 『キスくらいはした?』 真っ赤になった真琴 わかりやすいなぁ
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