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『あれ?真柴帰った?』 二次会のカラオケ。 飲み物を持って部屋に戻ると真柴の姿が無かった。 『あぁ。さっき。穂高によろしくって。』 『ふーん。』 メロンソーダを吸い込みながら、アツムにも同じ物を手渡した。 『ごめん!私もそろそろ終電だから…帰るね!』 いちばんかわいいと感じたセミロングの子がスマホを片手に立ち上がった。 『あ、なら駅まで送ろっか?』 『え?あ、大丈夫! 今日はありがとうございました! 楽しかったです!』 焦った様子で部屋を出ていった。 終電か。 そりゃ焦るよな。 再びメロンソーダを吸い込んだ。
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