無垢な光に寄り添うのは牙を隠した獣

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「当たり前だろうが…お前みたいな奴に主である白亞様と同じ態度を取るわけねえだろうが…なめてんのか…」 「なめてないです!そんなことした日には俺、200%殺されるでしょう?!」 「1000%だ」 「うわ…敢えて100より高い数字言ったのに…それを優に越えられたし…!」 「つか何悠長に立ち止まってんだ!早く走りやがれ!んでさっさと片付け始めろ!お前ごときに俺の貴重な時間を割いてやってんだろうがよ」 ゴッ! 「いたぁっ?!さっきから、そんなボカスカ人の頭殴んないで下さいよ!」 「悪いな、そのピンク頭が視界に入ると何故か無性に殴りたくなるんだ」 「ひどっ!俺のチャームポイントの一つなのに!つか怖すぎです!そんな鬼の形相して拳構えないで下さいよ!行きます!走りますから!」
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