愛神尻隠さず

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愛神尻隠さず

ちょうどその頃、影山さん達は晴明神社で、はぐれた二人を探していた。 茉莉が戻ってきて言った。 「見てきたぜー。神社にいないよー。拝殿でこっそりやってないか確認したぜー。プリンセスノーファッキングナウだぜー」 「ねえお兄ちゃん、ファッキングってどういう意味?進行形じゃないとファックになるのよね?そんなに悪態ついてるってこと?」 「お前が知るのはまだ早い!いい子にしていろ!」 「で、でもね、お兄ちゃん。尻尾がビリビリするんだもん。何か起きてないの?ファックな」 「お!お前の口からそんな言葉が!お兄ちゃんは許さんぞ!涼白は永遠におぼこなんだ!そうだろう?!ファックなど許さん!させるものかあ!」 涼白さんは兄の狂乱した様子でおおよそ察したようで、みるみる赤くなって絶叫した。 「ふ、ふぎゃあああああああああああ!!お兄ちゃんのスケべ!変態!ファックするってそういうこと?!」 「ああ。俺等の言語じゃ普通にプッシーにコックぶち込むことだ。なあところでよ。そこの銀杏の木に頭隠して尻出してる馬鹿みてえな女は何だ?おいホモ好き。あの尻に見覚えはねえか?」 「ぎゃあああ!ふぎゃあああああああああああ!」 「俺を叩くな涼白!お前が暴れるとおっぱいがプルプルふがあ!お、お、俺のオスヘミさんを蹴り上げるな」 股間を押さえて崩れ落ちた影山さんを無視してユーリは視線を細めた。 「私は遭遇したことはないが。ああいう間抜けな神に聞き覚えがある。それを聞いて私は確信した。未来永劫誰と結婚しようとそいつに何かを誓うということはしないと。つまり、アースツーの恥部であると。恥部神など崇拝する価値すらないと」 尻が突然消え、ユーリの上から尻が降ってきた。 「それが神に対する態度でぃいすか?立ち場解らせてやるのでぃいす。ほれこの体勢を衆人に晒すのでぃいす。パンツ丸見え固めでぃいす」 「や、止めろおおおお!地味に痛い!私のパンツなど晒す価値はない!」 「ふん。排卵日は来週でぃすねい。こちとらひまわりすら妊娠させた実績ある子宝神なのでぃいす。そこでカメラ持ってふこーふこーしている眼鏡デブのおっさんの子を孕めでぃいす。情動操作したから獣の如くあんたに迫るのでぃいす。汚いおっさん相手に快楽落ちするのでぃいす」 「や、やめろおおおおお!エラル!ぶっ飛ばすぞ!はっ!エラル除けの拳銃は持ってない!」 「撃たれねえならやってやるのでぃいす。おーい、そこのおっさん。あんたの子供産みたいおぼこがいるのでぃいす。尻で孕むのでぃいす。ほうれお誘い大開脚でぃいす。パンツ脱げやでぃいす」 「しまったあああああああああああ!!」 「何がしまっただ。おい、神なんだろうお前?またガイアか?あのティッツはどこだ?俺のジョンソンが挟めるか試してやる」 品のない言葉の乱舞があった。つまりここにはそういう見るも恥ずかしい品性の払底した下劣な人間しかいなかったことになる。神社の敷地内に。 耐えられずに涼白さんが泣き出した。精神的にちっちゃい幼女には刺激が強すぎたのだった。 「ああーふん。ガイアはガイアで動いてるみたいでぃいす。とりあえず私は私の仕事するのでぃいす。おっさん帰るのでぃいす。帰ってソープでもピンサロにでも行きゃあいいのでぃいす。失せろ!邪魔だ!行くのでぃいす!エラルカンパニー!」 エラルを中心に、全員がどこかに転移していった。
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