お持ち帰りされまして*R18

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(あぁ、俺、幸せだから泣いてるんだ) 海人は絡められた手を見て思う。きつく握り返して、彼は本当に幸せそうに笑った。青空はその綺麗な笑顔に釘付けになって、なにも言えなかった。 「あっ、んはぁっ、んッ!」 すごく固くて太い肉棒が、青空の内蔵を引きずり出すかのように引き抜かれる。お互いの粘膜が密着して、離れたくないと言っているようだった。 ぬちゃぬちゃという音と共に亀頭まで引き抜くと、ズズッと腰を押し進める。しこりを潰され、青空は声にならない喘ぎをあげた。同時にナカはぎゅうっと締め付け海人の形になる。海人はどんどんピストンを早めていった。 「やっ、はっ、んぅッ...!らめっ、そこ...」 「気持ちい?」 「んッ、きもちいいっ...みくとは...?」 「俺も。すっごい気持ちいよ」 部屋に響くのは海人の荒い息、青空の喘ぎ、ベットの軋み、そして情事の音。2人は満たされた気がして幸せだった。身体より心が満たされた気がした。 「青空、好きだよ」 「おっ...俺もっ...」 恥ずかしそうに、耳まで紅く染めて青空は答える。嬉しくて、穴がきゅっとすぼまった。 「っ...ごめん、もたないかも...」 覆い被さった状態で腰を必死に動かす海人に青空は少し可愛いなと思った。自分はこんな大きいのを入れられて余裕がないのは当たり前だけど、こいつも一緒なんだと安心した。 「へへっ...んぅ...いいよ...」 海人の耳に唇を寄せて囁く。少し主導権を握ったようでドキドキした。しかしその言葉に海人の動きは更に激しくなり、そんなものはすぐ盗られてしまう。 「あッ、んぁ!ん、やばッ...ふぁ...!いッ、いきそっ...」 「ハッ...いく...」 海人は青空の首に鼻を埋めてイッた。青空も自分の張り詰めた性器を激しく擦ってほぼ同時に達った。
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