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へんてこな両想い*R.18
「んっ...!?」
行動が突然すぎてついていけない青空は顔を左右に振って唇を離そうとする。けれどそれを見越していた海人は青空の右頬に手を添えてホールド。青空はふがふがいっている。
お互いの唇からはぬくもりが伝わりあっていて、青空はもうパニックだった。
さらに暴れようとし始めた彼を見て、海人は添えてあった手を少し奥にずらして青空の耳縁を人差し指でそっと撫でた。
「ふぁっ...!」
くすぐったくて青空は声をあげる。そのとき思わず口が開いてしまった。それを見過ごさず、海人は赤い舌をさしいれた。
(こいつっ...いきなりこれってどんだけ神経図太いんだよっ...!)
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