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やみの唄Ⅰ
不思議な不思議な街がある
ずんちゃずんちゃと音がする
皆々人間やせ細り
楽しげ笑って拙いリズムで踊り狂う
煉瓦に座るは髭男
リュートを弾いて耳障りな音楽奏でている
皆々気にせず歌っている
あーれや あーれや あーーれや
太陽はなく
赤い月が空を照って
美しい 繊細だ!
屋根屋根みえて
曲がった煙突からもこもこ昇る白い煙 もこもこ
煤でもつけたか
汚らしいヨーロピアンな服装の皆々人間
陽気か陰気か踊り狂う
不思議な不思議な街がある。
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