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何を言っているのかと言いますと、
【感覚】で情報の入力
→ 【感性】で情報の官能化(変な言葉ですけど…官能検査の官能だと思ってください)
→ 【語彙・想像力】で情報の表現 という感じでしょうか…。
【感覚が鋭くなければ材料が粗末で、感性がなければいい料理は仕上がらず、語彙がなければ味付けが失敗する。】
語彙と感性は切り離すべきだと思うんです。
とてもいい感性があるのに表現できない人も結構います。 感性を磨くとともに語彙や表現力を見につけると、素晴らしいアウトプットができるのかもしれません。
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そっか、だから ともなりさまは、「感性は分析でなく、料理だ」とおっしゃっていたのか…。
自分の経験だと、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」や「君の名は。」を観たあと、言葉にできない思いが ぶわっと込み上げ、眠れなくなった経験があるのですが…。 あれこそが、感性の官能化だったのかもしれない、って思いました。
あの時感じたことを、誰かに伝えようと思ったら、かなりの語彙力と表現力が必要だと思うんです。…そういうことか!!
【感覚が鋭くなければ材料が粗末で、感性がなければいい料理は仕上がらず、語彙がなければ味付けが失敗する。】
この例えが、私の胸を打ちました。
感覚、感性、アウトプット(語彙力)。どれが抜けても、人の心を震わせる表現はできない、ってことなんですね。
個人的には、語彙も大事だけど、いい材料をそろえて、いい料理を作れなければ、どんな味つけも空しいだけだな、と。
語彙力、表現力はあるけど、何が言いたいのか分からない。そんな小説も読んだことがあります。
逆に、表現は粗削りなのに、何故か胸を掴まれる小説にも出会ったことがあります。…あれは、作者が優れた『感覚・感性』を持っていた、ということなのかもしれません。
そういえば、「オルフェンズ」や「君の名は。」を観たあと、『心が連れていかれる、持っていかれる』感じがしたんです。
創作活動をしてる以上、どうしても、アウトプットが増えすぎてしまいます。
時には旅行に行くとか、映画を見るとか、どっぷり読書するとかして、『心を持って行ってもらう』と、自然と感性を豊かにできるのかも、と思いました。
『感性』。たった二文字の言葉が持つ、あまりにも深すぎる意味。
深すぎて、今回は全然まとめられていませんが、個人的には、すごく大事なことに気づけたと思っています。
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