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挑戦
“失敗したって事は、挑戦したって事だ。挑戦しなければ、失敗もしないけど、そのかわり成功もないんだから”
と、よく自分に言い聞かせます。
それだけ、よく失敗して落ち込んでる、ということなのですがw
挑戦することについて、考えてみました。
前回のエッセイを受けて、マスカレードさまが掛けてくださった言葉。その言葉に、はっとさせられました。
ご本人の許可を得て、紹介させて頂きます。
『自分の書いた世界は、そこで終わって、次はその殻を破るつもりで新しいものにどんどん挑戦していかれると、大きくなれるのではと思います。
売れっ子になってから、ファンがすること知ってます?
デビュー前の足跡を辿って、まだ拙いころに、どんな挑戦をして今の作家が出来上がったのか、知ろうとするのですよw
拙い成功で満足して、同じ作風を続けている人は、早々に飽きられて消えます。
じたばたもがいても、新しい試みをしている作家さんには、ファンは心底惚れぬいて、ずっと新作を応援してくれるそうです。
過去作を発掘されるような作家になりたいし、調べられても、恥ずかしくない軌跡を残したいと思っています。
築いて、壊して、新しいものをまた築く!お互いに頑張りましょう!』
レドさまの覚悟を感じさせるメッセージ。
胸に沁み入りました。
エブリスタでも、『シンデレラのボディーガードは楽じゃない』『デジャヴー封印された過去』『追いつめられて』など、多くの作品が入賞されているマスカレードさま。作品が書籍化された経験もお持ちだそうです。
今、私がハマっているのは、『言霊の恋』。外人・内人などの綿密な設定、“愛歌”のようなかわいい言霊…すてきなファンタジーの世界観に陶酔しながら、読ませていただいてます。
そんなレドさまの魅力は、挑戦の繰り返しでできているのかもしれません。
時には失敗したり、悩んだりする事もあるでしょう。ですが、読者さまの中にはきっと、そんな作者の成長も楽しみにして、作品を見守っている方もいらっしゃるのかもしれません。
人は、一生懸命に努力している人を、応援したくなるものです。
情熱や、努力、覚悟といった心意気は、時に文章の技術などを超えて、人の心に届くと思っています。
作って、壊して、また新しいことに挑戦して。
その先にはきっと、新しい世界が広がっていると信じています。
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