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村嶋 優音さまのコメントから
いつもお世話になっている作家さまのひとり、村嶋 優音さま。
優音さまの作品は、気づいたら主人公に感情移入してしまう、そんな魅力を持っています。誰もが心の中に持っているのに、忘れていた思い。そんな気持ちや感情を揺さぶる文章力に、いつも脱帽しています。
どの小説もおすすめなのですが、特に、『本当の僕に出逢った 』シリーズは、2019年ルーキー特集にも選出された傑作です。(BLです)
ちなみに、画才もあって、とても繊細で美しいイラストを描くんです。拙作『殲滅のバラッド』の、表紙やキャラ紹介のイラストも、優音さまに描いていただきました。繊細で耽美的な雰囲気、細部までこだわり抜いた線画、美しすぎる彩色…すごすぎます!
そんな優音さまからも、コメントをいただきました。ご本人の許可を得たうえで、書かせていただきます。
優音さまは、昔は言わせたい台詞やシーンを思い浮かべることが多かったそうなのですが、なかなかうまくまとめらず、悩んでいたそうです。
ですが、同人をやっている時は、話がうまくまとまることに気づき、どうしてだろうと考えて、ある日、ひらめいたそうです。
「原作のキャラ設定が、しっかりしているからだ!」って。
そこから、設定を練りまくる手法に変わり、今に至る、と。
キャラクターの設定がしっかり固まり、理解が深まると、キャラの台詞や動きが、自然と見えてくる、とおっしゃっていました。
私の目から、鱗が10枚くらい剥がれ落ちました!なるほど、優音さまの作品の深さは、登場キャラへの理解の深さでもあるのかもしれない、と。
好きな漫画や小説を参考にして、キャラ設定を綿密に詰めていく…そうすれば、いずれ優音さまのように、自然とキャラが動く作品が、書けるようになるのかもしれません。
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