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気負ってしまった時には
このエッセイについて、Takehikoさまから、こんな感想をいただきました。
「まさしく妄想の『赤』を書いている時が 僕は猛烈なスランプでした。
赤にまつわる何かをいくつもいくつも書いて でもどれも自分が納得できない。
こんなの面白くも何ともないじゃん。。と自問自答する日々。 迫る締め切り日・・。
書きたいものを書いていた自己満足のものと違い、ここにきて、人に読んでもらうに足るもの・・と 僕も気負ってしまった気がします。
自分が楽しくなくちゃ、読んでくれる人はもっと楽しくないですね。 肩の力を抜いて、初心を思い出そうと思います。」
Takehikoさま、ありがとうございます!
(ちなみにTakehikoさまとは、赤松さまのスケボー連作企画で知り合いました。
ファンタジー、恋愛、ヒューマンドラマなど、数々の魅力的な作品を書いている作家さまです。
私が一番好きなのは、『赤い花』という、ショートファンタジー。最初の1ページを読んだだけで、あまりに神がかった文章にぞくっとしてしまいました)
そういえば、私の友人も、前にこんなことを言っていました。
「一番良くないのは『賞を獲るために頑張る』ってことで、それをやると作品の内容に完全に集中していない状態になるので、変な作品が出来上がるよ」と。
賞が獲りたい、評価されたい、スターが欲しい。
気負う…つまり、そういう余計な気持ちを背負ってしまうと、純粋に書けなくなってしまいますよね。(続く)
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