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書きにくいキャラクター
「殲滅のバラッド」という作品を書きながら、ふと思いました。
あっ、女性キャラがワンパターンになってる…⁉
元気いっぱいで甘えん坊の、双子の片割れ、ユイル。
おしとやかで優しい、料理上手なアズ。
武器と火器にしか興味のない、引きこもり少女、イヅ。
残酷な世界観なのに、出てくる女性キャラが、みんな純粋な少女、って感じのキャラばかりなんです。しまった! と思いました。
「殲滅のバラッド」は、主要キャラが13人います。登場人物が多いのもあって、気づかないうちに、自分が好きなタイプに偏ってしまったみたいです。反省。
書きながら気づいたのですが、私が書くのが好きなタイプは、『夢 or 理想にまっすぐな人』『悲惨な過去を背負った、影のある人』『笑いながら痛めつける、ドSな悪人』『純粋な女性』です。
BLばかり書いているからか、特に、女性のバリエーションが少ないです。
対処法は、あまりなじみのない作品を鑑賞すること。
小説、漫画、アニメやドラマなど、今まで見たことのない作品を見て、新しいキャラクターに触れることで、また違ったタイプのキャラが産み出せるかも、と思いました。
逆に、得意なタイプのキャラを極めるって方法も、アリかもしれません。好きなタイプなのでノリノリで書けますし、キャラへの感情移入もしやすいです。
「〇〇なキャラなら、この人の作品が一番いい」そんなふうに思わせられる作家さま、かっこいいなって思います。
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