記憶

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出ようとした瞬間に、先生に呼び止められた。 「い、今更どうしろと!」 「・・・・・・別に、もう何もしなくていいですよ。ただ、何が真実かをもっと見極めた方がいいと思いますよ?」 私はそのまま学校を早退した。実際、これが夢ではなく現実であったとしても、言いたい事は全て言った。 それに、明日行く気もない。卒業式で起きた出来事を・・・私は忘れはしない。 私はそのまま家に帰り、リビングのソファーにダイブした。 まだ昼前なのに眠気が襲ってきて、私はそのまま眠りについた。
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