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私はまたその夢のとおりに支度を済ませて家を出た。
電車を使えば早いが、お金があまりないため、私は一時間もかけて歩きで学校へ行く
行く途中には桜並木が立ち並んでいた。春だなぁと思いながら、学校の門のところ間で歩く。
少し早めに出てきてしまっていて、あまり同じ学校の人は見かけない。
そして、私は門の前で一旦立ち止まった。門の立て札には、
『幕末高等学校入学式』
と大きな文字で書かれていた。そういえば・・・、私の行く学校の名前ってこんな名前だっけ?
あまり興味がなかったため、名前を覚えずにいたから記憶に無い。
「まいっか。」
私の名前は、暁 詩音。
これは、歴史を変えるために吸血鬼になった私の、高校生活のお話である。
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