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朝、目覚ましで目が覚めるとそこは自分のベッドの上だった。
「・・・あれ?私、あのまま寝ちゃって・・・。」
ベッドの隣においてあったスマホを見る。そして寝ぼけながらカレンダーを見る。
現在6時。そして、3月10日。
「あー、明日卒業式かぁ。・・・・・・え!?」
私はおかしいことに気付く。本来なら、私はもう高校生なはず、だがまだ中学校の卒業式は終わっていない。でも、あの時はもう卒業式も終わっていたはず。
「・・・夢か。それにしてはリアルだなぁ。」
そんな事を思いながら、私は顔を洗う為に洗面所に向かった。
この家で私は一人。小学生の時からずっとそうだ。今何なってそんなに困ることでは無い。
「そう言えば・・・卒業式の前って確か。」
今日の時間割りを思い出す。卒業式練習は歌だけ。あとは、
「・・・・・・・・・はぁ。行きたくない」
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