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「おおぃ、もも。このあいだおばあちゃんから
もらったおこづかい、どうした?」
おとうさんからたずねられたももちゃん。
「つくえのなかのたからばこにいれてる」
しょうじきにこたえました。
「そうか。ももも、ちょきんつうちょうをつくってはどうかな?」
おとうさんがていあんします。
「ちょきんつうちょう?」
「そう。おかねをぎんこうにあずけるんだ。
そうしたらつくえのなかよりあんぜんだし、
りそくもすこしだけどついておかねがふえるんだぞ」
「りそくって?」
「ぎんこうにおかねをあずけると、
そのおかねをふやしてかえしてくれるんだよ。
それが、りそくだ」
おとうさんのていあんに、ももちゃん、うれしくなりました。
だっておばあちゃんのだいじなだいじなおかねがふえるんです!
ももちゃんのむねはふくらみます。
(ふやしたおかねで、おばあちゃんをもっとおかねもちにしてあげたい!)
「おとうさん、どうしたらいいの?ぎんこうにおばあちゃんの
おかねをもっていったらいいの?」
「そう。それと、ぎんこういん、はんこだな。
ねんのためにほけんしょうももっていったらあんしんだな」
「わかった!あした、ぎんこうにいってくる!」
げんきなももちゃん。
おかあさんがいっしょにいってくれるというのにことわってしまいます。
おしゃまな5さいです。
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