あなたが好き、だから嫌い。

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*  朝が来た。  あたしは伸びをする。  いつも通りの、夜は気持ちよく寝れた。  裸のあたしを彼は抱いて……あたしは鳴いた。  そしてそっと彼に口づける 「おはようミィ」 『おはようー』 「本当俺の猫は最高の抱き心地だな、ミィ」  そうあたしは猫よ。だからって女の子なのに。  こんな風に扱う、貴方が嫌い。  だけど。 『好きよ』 「にゃあ、なんて甘えた声出しやがって」  今日もあたしは切ない声をあげる。   大好きだから。  頬をすりあわせ、裸の体を身を任せ。  貴方を愛すの。
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