5人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
*
朝が来た。
あたしは伸びをする。
いつも通りの、夜は気持ちよく寝れた。
裸のあたしを彼は抱いて……あたしは鳴いた。
そしてそっと彼に口づける
「おはようミィ」
『おはようー』
「本当俺の猫は最高の抱き心地だな、ミィ」
そうあたしは猫よ。だからって女の子なのに。
こんな風に扱う、貴方が嫌い。
だけど。
『好きよ』
「にゃあ、なんて甘えた声出しやがって」
今日もあたしは切ない声をあげる。
大好きだから。
頬をすりあわせ、裸の体を身を任せ。
貴方を愛すの。
最初のコメントを投稿しよう!