プロローグ

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 ここは西暦2048年の日本。  日本の国はA区・B区・C区と分裂していた。   2030年頃から少子超高齢化が急速に進み。65歳以上の人は国民の52パーセントまでたっしてしまった。  それでも経済的に人々が各国とせめぎ合いをしながら生きていく時代。  現奈々川首相の意向で、ノウハウの人間へのサポートは国を挙げての一大プロジェクトとし、特にお年寄りには十分なサポートが得られる国へと発展していた。これは世界的にも稀であった。  そのプロジェクトに欠かせないノウハウの製造には、B区が全面的に指揮し、C区をアンドロイドであるノウハウの大規模大量生産地区にしていた。  A区は昔と相変わらずであったが、日本の税金の約38パーセントを収めるという過酷なノルマを担っていた。    余談だが、今でもアルファベットの地区を云話事町という人がいるのであった。  
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