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だが、慌てた紗友理が俺のところへ駆け込んで来る。
「す、すみません!!新婦がいません!!」
「何だって?!」
やはり予想通りとなってしまった現実に、俺は慌てて晧月が居る控え室へと急いだ。
「徳富様、どうしましょうか?!」
式開始30分前。
招待客もチャペルへと移動を始めている。
今更中止になんてできる訳が無い。
だからと言って、新婦を30分の間で探し出すことも不可能だ。
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