spare key

その時が来るまで、ただ監視する――――たとえ金曜二時の客が現れても、それは変えてはならないはずだった。

紫真子

SF 完結
14分 (7,972文字)

3 21

あらすじ

古い小さなお好み焼き屋。そこを母から継いだばかりの直斗は、決まって金曜日の二時前になると一枚のお好み焼きを焼く。それは、ある人に食べてもらうためだった。

タグ

目次 1エピソード

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません