prologue

1/2
前へ
/56ページ
次へ

prologue

 その出会いは、あまりにも唐突で、滑稽で、必死で、不思議なものだった。  お姫様は王子様を探し、王子様はお姫様の笑顔を探していた。  これはひと夏の、魔法をかけられたお姫様のものがたり。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加