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はぁ~歌ったな~と満足そうな桑野君と、それを見て苦笑いの山本君と僕は駅に向かっていた。すると、
「あれ?桑野君??」
女の子が桑野君に近寄って来た。
「あ、山本君と小野君もいるじゃん、懐かしい!」
それは、中学校の同級生だった。一人の女の子が僕に近寄ってくる。
「あ、あの小野君は元気でしたか?」
その子は中学校の頃、委員会が一緒でよく話していた子だった。
「あぁ、うん元気だった。立花さんは?」
「元気だったよ。でも、なんか、中学校の頃と雰囲気違うね?」
とその子が僕の前髪に触れようとしたとき、後ろからものすごい勢いで引っ張られた。
「っ?!?!」
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