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第十八章 初めてのお泊まり
アキヒトがハルカさんと付き合うようになり、
一月が経過している。
その間に、アキヒトはありとあらゆる
男同士のセックスについての情報を調べていた。
ガタイのいい男同士で行なわれる、俗に言うアニキ系のそれは
まったくそそるものではないけれど
男の娘(女装男子)の動画ではちゃんと下半身が反応したし
愛しのハルカさんが相手なら
まず大丈夫だろう。
自分のほうは整ったので、
あとは、ハルカさんの心の準備である。
アキヒトはハルカさんの肩をぎゅっと抱き
チラリと彼の顔を見た。
「ハルカさん、そろそろ俺たち・・・・・・。」
彼が口火を切ると、ハルカさんはアキヒトの眼を見つめながら頷いた。
「アッキー、僕んち泊まる?」
熱っぽい視線がアキヒトの目線に絡み合う。
それは紛れもなく“YES”のサインで、
アキヒトは嬉しいのと緊張と半々の
複雑な気持ちを抱えながら頷いた。
恋して天使?それとも悪魔? VOL6へ続く♪
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