人見知りな私が、悪役令嬢? しかも気づかずフェードアウトしたら、今度は聖女と呼ばれています!

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無事に許可が下りたのに、心の中で万歳三唱する。 義母の反対に内心、ヒヤッとしたがもっともらしい父親の言葉にそれ以上、続かなかった。うんうん、何とか綺麗にまとまったみたいだから、変に蒸し返さないで下さい。 こうして、修道院に行くことが決まった私は部屋に戻ったので気づかなかった。 「嘘……イザベル様、退場?」 母親と同じ金の髪と、青い瞳。 天使のように可憐な異母妹の口から、そんな言葉が零れていたことを。
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