第一章 初体験

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第一章 初体験

ハルカさんの家にアキヒトが行くのは二回目である。 相変わらずいい匂いのする部屋は、綺麗に整えられていた。 「お風呂、入る?」 聞かれて頷いたアキヒトは、 「一緒に入りたいです。」 と応え、ハルカさんを抱きしめた。 そのまま耳元へキスをし、サラリとした髪をかきあげた後 舌で耳の裏側をなぞる。 「あっ。」 濡れた声と瞳がアキヒトにもっと、と訴えていた。 そのままキスをされる。 背中にハルカさんの手が回され、なぞられてゆくと 気持ちよくてめまいがしそうだった。 アキヒトの手がハルカさんのシャツの中から 直接皮膚をなぞるように滑る。 硬くなった乳首に触れると、 くぐもったような声が聞こえた。 アキヒトの手がウエスト辺りで止まる。 背中、腰と撫でるように触れた後で、 ハルカさんのズボンの中に侵入した。 すべすべとしたヒップは引き締まっている。 “男の尻だ。” アキヒトは内心そう思った。 「固いでしょ?筋肉質やから、僕。」 ハルカさんが恥ずかしそうに言った。 その顔が可愛い。 「そこも、いいです。」 と言いながらアキヒトはハルカさんのベルトと ズボンのボタンを順に外していった。 前に手を滑らせると、 硬くなったイチモツに手が触れる。 「お尻よりこっちのほうが硬いですよ。」 「やだ。」 恥ずかしそうに言うハルカさんのそれを、 アキヒトがゆっくりしごきあげた。 「あん。」 背中が反る。 そけい部を撫でるように触れ、下着を脱がせると下半身があらわになった。 「・・・・・・恥ずかしいからあんまり見ないでよ。」 赤い顔で抵抗されると、良く見たくなる。 可愛い顔の割りに 立派なものが確かにそこにあった。 「デカいっすね。」 感心したように言うと、 「もうやだ!」 と怒られる。 気に留めずアキヒトは膝立ちになり、彼の腰を抱え込むと 屹立しているものを一気に口の中へと咥えこんだ。 「あ、ああっ。」 正直、男のアレである。 口にするまでに若干のためらいが無かった、と言えばウソになる。 だけどハルカさんの淫らな反応を見ていると、 つい激しく責めたくなった。 慣れないながらも夢中で吸い上げて舐めてゆくうちに ハルカさんの息が上がり、肌が上気する。 「ねえ、気持ちいい?」 「ん?・・・・・・うん。」 潤んだ瞳でじっと見つめられる。 そんなハルカさんが愛しくて、 アキヒトはぐっと彼を抱きしめてキスをした。 「お風呂、入れてくるね。」 ハルカさんが湯をために行った。
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