世紀の大発明

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???「あばばばばばばばばばばばばばばばば!?」 ???「博士(はかせ)っ!? どうしたんですか!」  うだるような暑い日射しをふりまく夏のお昼過ぎ。  ガンガンにクーラーを効かせた室内の中で、博士が叫んだ。 博士「大変なんじゃ!! ついに……」 ???「ボケました?」 博士「そうそう、最近物忘れがひどく……って、ボケとらんよ!」 ???「なんだ。まだか」 博士「……ヒドない? ワシの(まご)でもヒドない?」 まご「それでじいちゃん、何が大変なんですか」 博士「博士! 博士と呼ばんか!」  でたよ。じいちゃんの博士と呼べ病が。 まご「……はぁ。博士、それで何が大変なんですか」 博士「うむ、実はな……できたんじゃ。タイムマシンが」 まご「へー、すごいですね。タイムマシンが…………え?」  タ・イ・ム・マ・シ・ン・!?
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