第1章 ナオちゃん…近いよ!

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「では……失礼します☆」 ナオちゃんは高沢照夫の布団の中に入ってきた。 「暑いわ……☆」 そう言うと……モゾモゾと服を脱ぎ始めた…。 下着だけになったナオちゃんを見て… 照夫は奈保子にクルリと背を向けた。 「アアン……コッチ向いてくれないと…ちゃんと匂いが嗅げないから……。」 奈保子は照夫の身体に手を伸ばすと… 手に硬い感触が伝わった…。 「何だ …… コレ?」 「男の生理現象さ…… 全く ……☆」 奈保子は…いつものようにクンクン嗅ぎ始めた。 「うん……この匂いも好きだわ。」 奈保子はベッドから落ちないように照夫に密着している……。 時折、匂いを嗅ぎたいのか…… 奈保子は照夫の身体を くまなく鼻でクンクンしている…。 「ああ…そこは……反則だよ☆」 「エエッ……だって良い匂いがするんだもの…。」 《この娘はこういう匂いが好きなのか…?》 ふと奈保子の顔を見ると…恍惚の表情を浮かべている…。 「うっ……!」 どうも…この女格闘家にアレを摘ままれたみたいだ。 「何だコレ……? 面白~い♪」 奈保子は興味が湧いて……ツンツンしてくる。 「おい…そろそろ離してくれないか?」 「ダメ……? だって面白いんだもの……。」 「じゃあ……責任取ってくれよ…。」 「責任……?」 「邪魔なら外してあげようか…?  お持ち帰りしたいし……☆」 「イヤー……! 良いよ。  それは…そのままにしておいてくれ……☆」 とうとう照夫は…その女格闘家に白旗を挙げた。 「もう…どうにでも…してください☆」
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