滴る赤
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わたしは、飛び起きて明かりをつけた。そして、恐る恐る、布団を確認する。 だけど、真っ赤に染まった血はどこにもない。布団は真っ白だった。 夢で良かった。だけど、あまりにもリアルで恐ろしかった。汗を大量にどばどばかいている。 まだまだ眠たいけれど眠ることなんて、できない。 と、その時、コトッと音が鳴った。なんだろ?
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