演撃 〜男子高に訪れた光〜

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「しゃー帰りにカラオケ寄ってかね?」 授業が終わりみんな一斉に帰る準備をしていた 「えーまたかよぉ?上手いやつは良いよなぁ!高得点連続で出せて」 「カラオケ行く前に書店で参考書買った方が良くないか?お前また赤点取ってたろ」 「しーっ!言わないお約束♪」 僕らは鞄を持ち外へ駆け出した。 お調子者で赤点の常習犯 祥(ひろ) クールでしっかり者 啓太(けいた) そして僕、背が大きくて大きくて大きい 水雫(みずな) 「違うだろ」 「…………これから大きくなるんだよ!!」 そう実際は163cm…でもまだ高一だしこれから 僕はそう言って牛乳を呑んだ (ズーッ) 「立ち飲みは止せ」 「いいじゃんいいじゃん飲ませてやりな!185cm目指すんだよな?」 「ったりめぇよ!お前らなんかすぐ追い越しちゃる!」 「カラオケカラオケ〜」 祥は入ってこうとするが啓太はガン無視して真っ直ぐ歩いてく 「えー、行かねぇの?」 「今日はジム行こうぜ!ムキムキなればきっと!!」 「なれねぇよ。」 「なるんだよ!!」 啓太は百貨店に貼ってあるポスターを眺めてた。 「けーた、何見てんの?美人なお姉さんでも写ってたか?」 「舞台? あ、有名の夜原陽生さん出るんだぁー今日やんの!?ねね、見に行かね?」 「いや、お前らが見たところで世界観分からなくてつまんねぇとか言いそう」 「言わないし!!」 「はぁ〜?舐めてもらっちゃ困るねぇ。俺は見る目だけはあるんだ。ほらあのお姉さんBカップ」 啓太は祥の頭にチョップを入れた 「まぁ、カラオケとかジムとかよりもマシだし行ってみっかな」 「おー!!」 「わっしょーい」
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