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EP2 後編
身体計測は午前中に終わって!午前の内から体力測定もやり始めた。
午後、お昼終わってすぐ…まさか持久走なんて。
実は言うと俺は中学の時バスケをしていたため、体力には自信がある!けどほぼ1年もう何もしてないから自信はない…。
「持久走する人こっちに集まってくださーい」
「うげえ、まじでやんの?!俺絶対吐いちゃうよ~」
「水野は中学ん時帰宅部だったもんな~、俺はサッカーしてたんだけど…常和と佐原はなんかやってた?」
「俺はバスケしてたよ」
「ぼ、僕は一応陸上…してました」
「「「まじか!」」」
「えっ?同中の海斗も知らなかったのかよ!」
「佐原くん影薄いし、あまり絡まなかったし…」
やべっ…普通に本音漏れた…
佐原くんのことをちらっと見ると少し俯き気味になってしまった。
「そっか、中学っつっても絡んでねえやつとか俺も結構いたわ」
城崎フォロー(?)ありがとう!!!
「こら!そこ!やるなら早く来い!」
「「「「すみません!」」」」
結局持久走を走り30分後…
水野と城崎と俺は終わった瞬間その場に座り込みしばらく動けなかったものの佐原くんは俺の元に駆け寄ってきた。
「お、お疲れ様です!大丈夫…ですか?」
「お~~~…めっちゃ久々に走った~」
「持久走が、最後だったので、もう、帰れますよ」
「あー、なんか腹減ったな…なんか食って帰るか?」
って普通に自然に飯誘っちまった!!
「えっ!お前ら2人で飯行くの?!いいな!俺らも行きたい!」
「俺らって…俺に用事があったらどうすんだよ」
「どうせなんもないだろ!なっ!いいだろ!4人で飯行こうぜ!」
「…佐原、今日平気?」
「い、行きたいです!!!」
お…あの卒業式の日ぶりに見るキラキラした笑顔。なんか、可愛いな?って何考えてんだか!
「よっしゃー4人で初飯~!ラーメン行こうぜ!」
「「「おー」」」
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