Stalker

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 一週間が過ぎて、また退屈な休日がやってきた。先週と同じように昼前に目を覚ました僕は、タバコを吸おうとテーブルの上の箱を手にとる。だけど、中は空っぽだ。昨夜、部屋でビールを飲みながら、全部吸ってしまったらしい。いつもなら、いくつか買い置きしているのだが、残念ながら今はその買い置きすらない。僕は諦めてコンビニにい買い物に出かけることにした。  店に入ると、川野と小鳥遊がレジに立っていた。川野はちょうど接客しているが、小鳥遊のレジには誰も並んでいない。タバコを買うだけなら、このまま小鳥遊のレジに行けば良いのだろうが、ちょうど昼時とあって、お腹も空いている。  僕はまず弁当コーナーに行って、幕の内弁当を手にとった。そしてそれを持ってレジに向かう。川野は相変わらず接客中だったため、それを横目に小鳥遊のレジに並ぶ。 「いらっしゃいませ」  小鳥遊が可愛らしい声で僕に言う。その瞬間、ちょっと待て、と僕は思った。そして、僕の視線は彼女の胸元に釘付けになる。
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