Track 06:照れちゃいます!

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Track 06:照れちゃいます!

シーン8 / 居酒屋店内・夜 カオル: 「それじゃ、なにか食べ物頼もっか~。 何かいいのあるかな~?」 SE : カオルがメニューを手にする音 カオル: 「おねえさん、 そんなに離れてると俺傷つくんだけどな~? そばに寄ってくれないの~?」 SE : ギコチナイ動きで   主人公がカオルに身を寄せる音 カオル: 「おねえさん、可愛いっ♪ じゃあなに注文する~? 俺、じゃがバター食べたい! あと、だし巻き玉子~♪ おねえさんは何がいー?」 SE : メニューをめくる音 カオル: 「串焼きかー! 盛り合わせいっちゃう? わかった~! じゃあ店員さん、呼んじゃおっか♪」 SE : 呼び出し音 SE : 店員が近づいてくる足音 店員: 「お待たせいたしましたー! こちら烏龍茶お二つと、つきだし、 おしぼりになります! ご注文はお決まりでしょうか?」 カオル: 「はーい♪ じゃあとりあえずそれぞれ一皿ずつで、 串焼きの盛り合わせ、 じゃがバター、だし巻き玉子を お願いしまーす!」 店員: 「はい、喜んで! ご注文を繰り返しますね! 串焼きの盛り合わせおひとつ、 じゃがバターおひとつ、 だし巻き玉子おひとつ、でよろしいでしょうか?」 カオル: 「オッケーでーす!」 店員: 「ありがとうございます。 では、すぐお持ちいたしますので もう少々お待ちください」 SE : 店員が離れていく足音 カオル: 「おねえさん、はい♪ おしぼり!」 SE : カオルが主人公におしぼりを手渡す音 カオル: 「こうやって先に相手におしぼり渡すのも、気を遣ってくれてる感が出て 好感触を残せまーす♪ 地味だけど使える技だから覚えといてね♪」 SE : カオルがウインクする音   (なんかファンシーな音) カオル: 「それじゃあ、おねえさん! せっかくだから乾杯しよー♪ おねえさんが無事告白できますよーに、 乾杯~!」 SE : グラスがぶつかる音 SE : 烏龍茶を飲む音 SE : コップをおく音 カオル: 「こーやって相手と飲み物や食べ物を食べるタイミングを合わせることを、 ミラーリング効果っていいまーす! 相手と同じ動きをすることで、 好感を持ちやすくする効果があるんだよ♪ 相手に真似してるのがばれたら? 目を合わせたまま、 ニコッと微笑んでドキッとさせちゃえ☆」 SE : 主人公が顔を両手でおおって   机に突っ伏す音 カオル: 「そんなのできないって、おねえさーん。 諦めたらなにもないまま終わっちゃうよ? 色気がないから無理? 大丈夫、おねえさんは充分魅力的だから♪ それに今は練習時間、 どんどん挑戦して、 できそーなのから取り入れてこーよ♪ ねっ☆」 SE : カオルがウインクする音   (なんかファンシーな音) SE : 主人公が椅子から    ずり落ちそうになる音 カオル: 「まずはミラーリング効果の実践、 やってみよーか♪ 俺はマイペースに食べるから、 おねえさんはタイミング合わせるようにして食べたり飲んだりしてね~♪ それじゃあ、始め~」 SE : カオルが飲み物を飲む音 SE : 主人公が飲み物を飲む音 SE : 主人公がカオルと目が合い、    思わずコップをおいてしまう音 SE : カオルがコップをおく音 カオル: 「あー!  いま耐えきれなかったやつだ~! もー爆笑してないでニコって微笑んでよー、 絶対可愛いからー! ほらー、ニコって♪」 SE : 居酒屋のガヤガヤ音 カオル: 「そんな吹き出しそうなのを堪えた顔じゃなくて~! そうだなー、おねえさんは赤ちゃん好き? ならその赤ちゃんに微笑みかけてるつもりで、ニコってするのはどー?」 SE : 主人公が机を叩き、突っ伏す音 カオル: 「それができたら苦労はしない、 相手は赤ちゃんとは似ても似つかない 成人男性だからーって、まーそーだよねー。 照れが出ちゃうか~。 じゃあ出来そうなときにまた挑戦しよーね♪」 SE : 店員が近づいてくる足音 店員: 「お待たせいたしましたー! だし巻き玉子とじゃがバター、 串焼きお持ちしました!」 SE : 皿を机に並べる音 カオル: 「ありがと♪」 店員: 「ご注文は以上でよろしいでしょうか? それではまたご用がございましたら、 ベルでお呼びくださいねー!」 カオル: 「はーい、ありがとー♪」 SE : 店員が離れていく足音 カオル: 「料理美味しそうだね~、何から食べる? 俺取り分けるよ~? オッケー、だし巻き玉子と串カツね~」 SE : 取り皿をとって取り分ける音 カオル: 「はいどーぞ♪」 SE : カオルが主人公に皿を渡す音 SE : 主人公がカオルの分を取り分け、    皿を渡す音 カオル: 「あはは。ありがとー♪ まあ取り分けるのもモテしぐさではあるんだけどね~、これは単に気遣いです!」 SE : カオルが飲み物を飲む音 SE : 主人公が飲み物を飲む音 カオル: 「そういえば告白の日取り、 いつにするか決めてるのー?」 SE : 主人公が飲み物を飲み物をふく音 カオル: 「えー? まだ全然決まってない? 相手に彼女がいるし、 どうやって誘えばいいかわからない?」 SE : 主人公が前のめりになる音 カオル: 「んー、同じ会社の人なんだよね~? だったらなにか簡単な仕事を手伝ってもらってー、帰り際お礼に一杯おごりますよーって言うのはどう? これなら断られても痛手にはならないし、 断られたら、 じゃあ今度一緒にランチしましょーよー!で乗りきれるから☆」 SE : 主人公がショックを受ける音   (雷が落ちる音など) カオル: 「それは思い付かなかったって、そっかー。 お役に立てたなら光栄です♪ 告白、頑張ってね☆」 SE : カオルがウインクする音   (なんかファンシーな音) カオル: 「きれいに玉砕してきますって、あはは。 ほんとおねえさん、まっすぐ~! ……そんなおねえさんだから、 うまくいってほしいんだけどねー」 SE : カオルがコップをおく音 カオル: 「まあ相手に彼女がいるし、 不安にもなるよね~。 じゃあさー、 玉砕したらうちの店においでよ! やけ酒、付き合うから♪ うまくいったときはメールで教えて? 気合いいれたデコメ送るよ~」 SE : 主人公がカオルの肩を叩く音 カオル: 「あはは。 成功するかもしれないでしょ~?  可能性はゼロじゃないんだし、 希望をもってこー!」
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