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Track 06:綺麗なお肌のレシピ
シーン7 /美容サロン店内・夕方
SE : ジュンがドレッサー前まで歩く足音
ジュン:
「それじゃ、一旦下ろすね。
足元、気を付けて」
SE : ジュンが主人公を下ろし、
地面に主人公の足がつく音
SE : ジュンが椅子に近づく足音
SE : ジュンが主人公の方へ
椅子を回転させる音
ジュン:
「こちらへどうぞ、お姫さま」
SE : 主人公が椅子に近づき、座る音
SE : ジュンが椅子を回転させ、
ドレッサーと向き合う形にし、
椅子の高さを調整する音
ジュン:
「(耳元で)それじゃ、
まずはメイクを落としていくね」
SE : ドレッサーの近くにあるカートを
ジュンが引き寄せる音
SE : カートの上でコットンを取りだし、
メイク落としをプッシュして馴染ませる音
SE : 主人公の方へ身を寄せる音
ジュン:
「(耳元で)ちょっと冷たいかもしれないけど、我慢してね。
それじゃ、メイク落としていくよ」
SE : コットンを動かし、メイクを落とす音
ジュン:
「……よし、これでいいかな」
SE : ジュンが主人公から離れる音
ジュン:
「……それにしても。
君、綺麗な肌してるね。
肌がくすんで見えたのは、
ファンデーションやチークの
色選びに失敗してたからか……。
俄然やる気になっちゃった。
……ふふっ、そんなに照れなくてもいいのに。
美容に関して、
僕は嘘をつけないから自信をもって。
お肌、少し乾燥してるから加湿するね」
SE : ジュンがドレッサーに置いてある
加湿器の電源をいれる音
SE : 加湿器の稼働音
ジュン:
「それじゃ加湿したまま、
化粧水とかつけていくね。
加湿機の蒸気、熱くない?
……なら良かった。
このままメイクしていくね」
SE : カートの上でコットンを取りだし、
化粧水をコットンに馴染ませる音
ジュン:
「それじゃ、
今から化粧水つけていくから手順を見てて」
SE : ジュンが主人公の方へ身を寄せ、
コットンを動かす音
ジュン:
「(耳元で)
まずはおでこ。次に鼻筋。そして口まわり。
そこからアゴや頬のライン、
目のまわり……。
こうやって顔のリンパに沿って
マッサージしながら化粧水をつけておくと、
あとあと化粧ノリが違ってくるから。
覚えててね」
SE : 主人公が身動ぎする音
ジュン:
「(耳元で)ふふっ、恥ずかしがらないで。
目の前にある鏡を見てたらいいから。
……後は全部、僕に任せて。
そう。僕はプロですから。
……うんと可愛くしてあげる。
いい子で待ってて」
SE : 主人公が椅子に座り直す音
SE : ジュンがコットンを動かす音
SE : ジュンが主人公から離れる音
ジュン:
「よし、化粧水はこれでいいかな。
次は乳液……」
SE : カート横についているゴミ箱へ
コットンを捨てる音
SE : カートの上でコットンを取りだし、
乳液をコットンに馴染ませる音
SE : 主人公の方へ身を寄せる音
ジュン:
「(耳元で)それじゃ、さっきと同じように
乳液をつけていくね」
SE : ジュンがコットンを動かす音
SE : ジュンが主人公から離れる音
ジュン:
「はい。これでベースは完成だよ。
お肌、モチモチになったから触ってみて。
ふふっ、でしょう?
少し工夫すればこの通り」
SE : カート横についているゴミ箱へ
コットンを捨てる音
ジュン:
「じゃあ次は肌の透明感を上げるために
コントロールカラーを塗っていくね。
色はどうしようかな……。
グリーンと悩むけど、
今回はピンクでいこうかな」
SE : ジュンがカートから
コントロールカラーを取り、蓋をあける音
SE : ジュンが主人公の方へ身を寄せる音
ジュン:
「(耳元で)それじゃあ、
おでこと鼻筋のTゾーンに
ピンクのコントロールカラーを塗っていくね。
くすみをカバーしてくれる効果があるから
、ピンクはオススメの色だよ」
SE : コントロールカラーを顔に塗り、
蓋を閉める音
SE : ジュンが身を離し
コントロールカラーをカートへ戻す音
SE : ジュンが主人公の方へ身を寄せる音
SE : パフでコントロールカラーを
馴染ませる音
ジュン:
「(耳元で)こうやって
ポンポンって叩くように
パフで馴染ませて……。
ふふっ、肩が上がってるよ。
緊張してる?
力を抜いて、リラックスしてね」
SE :パフを動かす音
ジュン:
「……よし、これで下地はオーケーかな。
次はファンデーションなんだけど、
君はブルーベースの肌だったから……」
SE : ジュンが身を離し、
カートにあるファンデーションを選ぶ音
ジュン:
「肌の色に合う、
ピンクオークル系のものがいいかな」
SE : カートからファンデーションを取る音
ジュン:
「今回はリキッドタイプのものを使って
マッドに仕上げるよ。
まぶたにも塗りたいから、目を閉じて。
そう、いい子」
SE : ジュンが主人公の方へ身を寄せる音
SE : ファンデーションの蓋をあけて、
顔に塗り、蓋を閉める音
SE : ジュンが主人公の方へ身を寄せる音
SE : パフでファンデーションを馴染ませる音
ジュン:
「……うん。いい感じ。
もう目を開けても大丈夫だよ」
SE : ジュンが主人公から身を離し、
ファンデーションをカートへと戻す音
ジュン:
「次はチークだけど……。
肌馴染みのいいピンク系のものがいいかな」
SE : ジュンがカートにあるチークを選ぶ音
ジュン:
「今回はそうだな……。
モーブピンクにしよう」
SE : カートからチークをとる音
SE : 主人公に身を寄せ、
筆にチークを馴染ませて主人公の顔に塗る音
ジュン:
「よし、こんな感じでいいかな。
ほらこの色、
肌の血色がよく見えるでしょう?
……気に入った?
だったら良かった」
SE : 身を離し、チークをカートに戻す音
ジュン:
「仕上げにハイライトとして、
Tゾーンと頬に
フェイスパウダーを塗ろうか。
目に入るといけないから閉じててくれる?
じゃあ、化粧ブラシで塗っていくね」
SE : カートからフェイスパウダーをとる音
SE : フェイスパウダーを筆に馴染ませ、
主人公に身を寄せて顔に塗る音
ジュン:
「よし、いいかな。
もう目を開けてもいいよ。
ハイライトが入ったことで、顔が少し立体的になったの、わかる?
ふふっ、自分の肌じゃないみたいって、
そんなに喜んでくれると嬉しいな。
……やっと笑顔が出てきたね。
良かった」
SE : ジュンが身を離し
フェイスパウダーをカートへ戻す音
ジュン:
「じゃあ次は、
アイブロウとアイメイク、
リップを塗っていくよ」
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