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文化祭☆1
楽しかった夏休み───は、
あっという間に終わってしまった。
初デート(?)以降も
色んな所に出かけて
・・・・・色んなトコロで・・・・
エ、エッチなコトを・・・・っ////
花火大会、海水浴にプール・・・
人がいようが いまいがお構いナシ。
(あ。映画館は断固 許否したけど!)
まあ・・・・・・
いい意味でも悪い意味でも
忘れられそうにもない思い出が
たくさん出来たってコトにしとこう・・・
そして、始まった2学期。
2学期といえば、「文化祭」
この学校 最大のイベントだ。
始業式の次の日から
文化祭に向けての準備が始まって
ソワソワして落ち着かないような
ウキウキ浮き足立つような
「お祭りの前」独特な雰囲気に包まれている。
俺たちのクラスは模擬店だから
バナナとチョコレートの手配が済んでしまえば
看板を作ったり、
教室を飾る物を作ったりするくらいで
そこまで忙しくはない。
でも・・・・・
『みっきー、今日も一緒に帰れなくて ごめんね?』
『みぃー、1人 寂しく帰らせて、すまんっっ!!』
『う、うん・・・・気にしないで・・・・頑張って・・・』
『ありがとう!じゃあね!』
『サンキュー!また明日!』
『また・・・明日・・・・・』
玲音と咲哉は 実行委員だから
ものすごく忙しそうで
バタバタと教室を出ていく。
うん。
仕方ない。
仕方ないんだ。
そう自分に言い聞かせる。
夏休み、ほとんど毎日 一緒にいたから・・・
2人が傍にいるのが当たり前になってたから、
ちょっと・・・
ううん、かなり寂しいけど。
忙しいながらも、委員会の仕事に行く前には
必ず俺に会いに来てくれる。
寝る前には、必ず電話もくれる。
だから、ガマン。
週末には泊まりに行けるんだし。
ガマンだ、俺。
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