reason

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 私は貴女のことが嫌いです。  だって貴女が私を応援するから。  部活で調子が出ないときは、私の肩を強く叩き、そして発破をかけてくれる。  貴女は素直に応援したいんでしょうけど、私は頑張ることができません。  貴女の小さな掌で、  私のことを考えて言葉を選び、  簡単に私の肩に触れて、  目を細めて微笑む姿を見せられたら、  もう私、期待して勘違いしそうです。
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