第1章 教室の窓から〜女性編〜

第2章 男として

ー廉くん、荷物とかは？ー

「後で、僕の執事が運んでくるから
心配ない」

そう言う意味じゃなくて。

＜ユマ＞
　お母さん達、廉くんのお父さんと
　知り合いみたいなんだってね。
　初めて聞いた。

＜廉＞
　大学時代からの付き合いだから、
　大分、長いみたいだょ。

＜ユマ＞
　「・・・・そうなんだ。」
　 私には、ほとんど話してくれた
　 事ないから。

＜廉＞
ごめん。変な空気にさせちゃって。