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それは3日後の出来事だった。 「かげと!本当にごめん!もうしないから。な?頼む!」 遊んでくれない影斗にしびれを切らし、大声で謝る彼ら。 「謝るの俺じゃないだろ?」 「・・・わかったよ!!」 「佐丸。ホントごめん!」 渋々だったし、彼らは何に対して謝ってるのかとか、たぶんわかってないけど、これ以上クラスのみんなに注目されるのはちょっと我慢できそうにない。 「気にしてないよ。大丈夫だから頭あげて。」 こうしてちょっとあっけなくだが、この事件は幕を閉じた。
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